インタビュー:アメリカ駐在ジャーナリスト久保庭さん

ロサンセルス ライフ アメリカ生活 アメリカ生活
読売新聞の久保庭さんとロサンセルスライフについてお話できました。

キム:まず、このインタビューに同意して頂き、ありがとうございます。 本日、ロサンゼルスで日本の読売新聞の局長としてお話を伺えることは光栄だと思います。 イギルスのギネス世界記録帳で、読売の発行部数が世界最大であることを確認したそうですね。 日本を襲った悲劇にもかかわらず、140年以上にわたってニュースを提供するという読売の執念深い献身ことが感動しております。

読売新聞のロサンゼルス市局長久保庭さんと
ブッシュ大統領の米運輸長官ノーマン・ミネタ

キム:アメリカ生活2年間において、気に入っているところ、又は不便だなと感じる点はありますか。

久保庭さん:アメリカ(特にカリフォルニア州)の凄さとも言えますが、「多様性」が最大の
キーワードだと感じています。多人種、多文化の共存が活力ある社会を生み出していると思います。既成概念に囚われず、そして物凄く貪欲に、自由に物事を考えたり、論じたり、実験していくことで、常に進化していく社会を実現していると思います。

不便だと感じてるのは「移動」です。慢性的な交通渋滞は深刻で、最大のネックです。ロスにいる皆さんがそうかと思いますが、通勤時間の405号線は渋滞は深刻でストレスが溜まります。時間が掛かるのは仕方がなくても、時間が安定しなかったり、駐車場を探すのが大変です。

キム:日本のもので恋しくなるものは何でしょうか?

久保庭さん:温泉です。

キム:今まで一番心に残っている出来事か何かあれば、ご紹介頂けますか。

久保庭さん:オスカー賞など映画賞を2回取材しましたが、いずれも非常に興味深く感じました。映画ビジネスを発展させる仕組みとして、業界の底支えをしていると感じました。

キム:異文化の違いを感じられたことがありますか。もしあれば教えて頂けませんか。

久保庭さん:常に異文化は感じていますが、アメリカの社会はここ数十年で相当洗練された印象があります。特に食文化の発展には驚いています。例えば、日本食などここ数十年でレベルは相当上がっていると思います。東京にいるのと同じ感覚で食事ができるのは驚きました。ロスは多様性にあふれ、世界中で一番おいしいものが楽しめる都市ではないかと思います。

キム:日本人観光客に対して何かアドバイスがありますか。

久保庭さん:2020年は新型コロナウイルス騒動で気軽に米国内を旅行をできる時期ではありませが、ロスを訪れるチャンスがあれば、メキシコ系のフードトラック、アジア系の多いエリアの中華料理など「食」をテーマにした旅行も面白いかも知れません。

フード・トラック

キム:最後になりますが貴社のPRがあればお願い致します。

久保庭さん:ネットには情報があふれている時代だからこそ、新聞紙面のように一覧性のある情報は重要かと思います。様々なニュースをチェックする上での「羅針盤」として読んで頂ければ幸いです。

 

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